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ベルヴィル・ランデブー!

フランスのアニメーション作品「ベルヴィル・ランデブー」を観た。
いや、これはすばらしく面白かった。
正確なデッサンに基づく極端なデフォルメ、というのは欧米のカートゥーンの伝統的なスタイルだけど、それがちっとも古臭くなく、逆に新鮮。
キャラクターも船(!)も建物もすごく凝ったデザインになっていて、とにかく絵の凄さだけでも圧倒される。
ほとんどセリフのない作品だけど、こてこてに濃い。
それでいて粋でクールでブラックで、その根底には愛と自由に対する讃歌がある。
ああ、フランスの映画だなあ、と思う。エスプリの国の映画だ。
音楽もいい。
カエルが夢に出て来そう…
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JR西日本事故

JR西日本の電車脱線事故に衝撃を受ける。
何度も利用したことのある電車でこのような惨事が起こりうることを想像したこともなかった。
日常がいかに危険と隣り合わせであるかあらためて思い知らされた思い。
いまだ車内に多数の乗客が閉じ込められている。
亡くなった方の数にも暗澹たる思いがするが、負傷者の中にも重い後遺障害を背負う人も多いだろう。
精神的なショックも大きいにちがいない。
年若い運転士の安否もまだ不明とのこと。
彼の家族にとっては二重の苦しみであろう。
マンションの住民にとっても悪夢のような出来事だ。
置き石を踏んだ痕跡もあったということだ。
おそらく置き石の犯人が捕まることはありえないだろうが、事実とすれば許しがたい。
もしかすると子供のいたずらであったのかもしれない。
そう考えるとまた暗澹たる思いがする。

失踪日記

吾妻ひでお先生の「失踪日記」を読む。
失踪してホームレスになったりガテン仕事したりアル中で入院したり、全部実話。
それをからっとした客観的な視点で描いていて、いや実に面白い。
吾妻先生が生きていてよかった。(本当にあぶなかった。)
奥さんたいへんだったろうなーと思うけど。
生きていくことにポジティヴになれる本です。
ぜひ売れてほしい。

哲学の道

久しぶりに哲学の道を歩く。
ソメイヨシノはもうすっかり葉桜だけど、意外にまだ花がついていて、風が吹くと花びらが舞う。
疎水にも花びらが浮いて流れる。
ところどころに植えられている八重桜は満開であでやかだ。
シャガやヤマブキやドウダンツツジや名前を知らない花も咲いている。
歩いているだけで幸福感につつまれる。
途中大豊神社に寄った。
かわいらしい狛ねずみがある神社だ。
実駒が携帯で写真を撮っている。
京都に暮らす幸福。

キリスト教と同性愛

ジョン・ボズウェル著「キリスト教と同性愛 1〜14世紀西欧のゲイ・ピープル」(国文社)を読み始める。
本棚の奥で読まれないまま眠っていたこの大著を読んでみようと思いたったのは、今度の新ローマ法王が保守派の神学者で、米国のカトリック系同性愛者グループが、「こうした(同性愛者の)グループを認める可能性は今後もほぼ確実にないとして、失望感を表明した」という記事を読んだから。
昔からなぜキリスト教が同性愛を嫌うのか疑問だったのだ。
この本は同性愛者に寛容だったローマ帝国の分析に始まり、キリスト教社会がいかにして同性愛者に対して不寛容な社会になっていったのかを、該博な知識を駆使して分析した本。いやまだほんの出だししか読んでないんだけど。

日本という国もなぜか同性愛者に対して不寛容だ。
江戸時代はもちろん、明治に入っても同性愛に対して寛容であった歴史を持ちながら、である。
それなのに書店に行くとボーイズ・ラブの小説やマンガがあふれんばかりに積んである。それだけ見ていたら日本の男はみんな同性愛者みたいだ。
最近はマリみて効果で百合本もたくさん出ている。
それが現実の同性愛者の権利獲得には必ずしもつながっていない。
妙な国だと思う。

セックスボランティア

河合香織さんの「セックスボランティア」(新潮社)というノンフィクションを読む。
「障害者の性」をテーマに、障害者に対する性の介助、障害者専門風俗店、知的障害者の性、セックスボランティアの先進国であるオランダの事例などについてきめ細やかなインタビューと現場取材に基づいた報告がなされている。
しかしここで描かれていることは、単なる「障害者という特殊な人たち」の現場報告ではない。
そこに関わる人たちの肉声に接するうちに、障害のあるなしに関係なく、性についての既成概念を取り払った上で、性の問題にたいして一から考えることを我々に強いるだけの力を持った本だ。
その「性」は「生」に通じる。
読後深い感動とある種の清々しさを感じたと同時に自分自身の生についての反省と思索を課されたように感じた。
多くの人に読んでほしい力作である。

メディア・セックス幻想

個人的にセクシュアリティ勉強月間なのである。
今日は宮淑子さんの「メディア・セックス幻想 AVにつくられる女と男の性分化」を読了。
フェミニストである宮淑子さんがAVの現場を渡り歩いて、現場主義の精神でAVについて考察した本。
1994年の本なので、代々木忠など懐かしい名前が出てくるが基本的な問題は現在とそれほど変わっていないのではないかと思う。
(セル系(インディーズ系)の台頭といった変化はあるのだが。)
AV男優加藤鷹、AV女優樹まりこ、AV監督代々木忠、セクシー・エスティシャン南智子、女性ポルノ映画・AV監督浜野佐知のインタビューが収められている。
宮淑子さんはフェミニストとしての姿勢を保ちつつも、冒頭から「隠れAVファン」であると公言するなど、極力教条的な見方を排して、AVという業界の内実に迫ろうとする。
その姿勢にたいへん好感が持てた。
何よりインタビューの内容そのものが面白い。
実は僕は男女同権にはまったく異存はないのだが、フェミニストというものには偏見を持っていた。
なんとなくかたくなな印象を持っていたのだ。
しかしセクシュアリティの問題を考えるのにフェミニズムの観点は避けて通れないものなので、ちょっとフェミニズムについても勉強してみようと考えた次第。

感じない男

先日森岡正博さんの「感じない男」を読んだ。
自らのセクシュアリティを掘り下げることで、制服フェチやロリコンなどの男のセクシュアリティについて分析した本。
先輩がブログで取り上げていて「試みは面白いが、個人的すぎて内容は参考にも勉強にもならない。」と書いていたのだが、先輩はロリコンではない。
僕はロリコンの傾向があるので参考になるかなと思って読んでみたのである。
あまり参考にならなかった。
というより同じロリコンといってもずいぶん違うものだなあと感心した。
それで私的ロリコン論を書いてみることにした。
近々雑感ノートにあげるので興味のある人は読んで下さい。
興味のない人は読まないように。

岸辺のふたり

オランダ生まれのマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督(覚えにくい名前…)のイギリス映画「岸辺のふたり」を観る。
映画といってもセリフなしの8分間のアニメーション作品。
シンプルながら確かなデッサン力に裏打ちされた絵がたいへん魅力的。
複雑化する一方の日本のアニメーションを見慣れた目には、このシンプルな詩情が新鮮である。
他二本の短編との併映で、「岸辺のふたり」は二度繰り返して上映されるのだけれど、それでも全部で30分くらい。
こういう短編がロードショー公開されることはまれだけど、大変いいことだと思う。

BEAT KIDS

今日は朝から祇園会館で「アイ・ロボット」と「ヴァン・ヘルシング」の二本立て観てから、京都シネマに移動して「BEAT KIDS」観て、それから院生のコンパに参加するという強行軍。
で、「BEAT KIDS」だけど、これは同人時代からの知り合いの<a href="http://homepage2.nifty.com/ushiokazeno/" target="_blank">風野潮さん</a>の出世作を映画化したもの。
大阪の高校生を主人公にした元気印音楽青春映画。
主役の一人の七生役が原作では男なんだけど、映画では少女に変わっていて、原作のファンは不満だったかもしれないけど、七生を演じた<a href="http://www.box-corporation.com/saki_aibu/" target="_blank">相武紗季ちゃん</a>が大変可愛かったので個人的にはOK。
「茶の味」の冒頭、電車に乗って転校していく美少女役でちょい出演していた子。
演技はまだ上手いとは言えないけど、難しい役をがんばって演じていたと思う。
前半と後半に一つずつ山があるんだけど、そのあいだでちょっと流れが途切れてしまって、前半と後半が別の映画みたいになってしまったのがちょっと残念。
後半の主役である高校生バンド「BEAT KIDS」は実在の高校生バンドHUNGRY DAYSが演じていて、これがとてもよかった。演奏はもちろん、演技もしっかりしていた。特にゲンタ役の子。
豊川悦司のダメ親父と渡辺いっけいの嫌味教師が絶品だった。
潮さんもエキストラ出演していたらしいのだけど気がつかなかった。残念。
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