クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

パターンは読めたという人もいるかもしれないが、いないかもしれないが、要するに毎週木曜に近所のTSUTAYAに行って吸血鬼映画を借りてきて、返すついでにまた吸血鬼映画を借りてきているのである。
とりあえずTSUTAYAにあるのは制覇する予定。
で、今回は「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」。
アン・ライス原作、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編に当たる作品。
劇場公開時けっこう楽しみにしていたのに見逃した。
イカモノ系を続けて観たので今回はハリウッドらしいゴージャスで大味な作品が観たいと思ったのだ。
ちなみに原作は未読。

冒頭いきなりレスタトの説明的なモノローグから始まる。
スチュアート・タウンゼントのレスタトは悪くないが、演出が野暮ったい。
ちょっと不安になる。
「カリガリ博士」風のオープニングはいい感じだ。
ヒロインのジェシーの登場。
またモノローグだ。
どうもうまくない。
「呪われし者の女王」アカーシャの登場に期待をかける。
吸血鬼が集まるバーにアカーシャ登場。
すごく普通に登場。
あまりの芸のなさにあきれる。
大味というレベルではない。
その後ちょっと見せ場はあるが、全ての吸血鬼の源母というほどのカリスマ性は感じられない。
最大の見せ場であるコンサートも最後の対決もいま一つ盛り上がらない。
ストーリーも全然説明しきれていない。

監督とプロデューサーと音楽監督のコメンタリー版で観るとやたら言い訳している。
最後のコメントは「批判は受け止めるが、これが僕らにできるベストだった。」
熱烈なファンの多い原作の映画化なので、たぶんかなり酷評されたのだろう。
ちょっと気の毒になった。
まあこっちは150円で観てるので文句は言えない。
言ってるけど。
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吸血キラー聖少女バフィー

「吸血キラー聖少女バフィー」がいきなり京都テレビで始まった。
未見だったのでさっそく見る。
バフィーがサニーデール高校に転校してくるところから。
最初からバフィーがヴァンパイア・スレイヤーという設定なので、第2シーズンなのかな?と思ったんだけど、ネットで調べたらこれがファーストシーズンなのね。
録画しなくても見れる時間なのでありがたい。
なんか最近めっきりテレビっ子だ。

関西queer Film Festival(2日目の2)

3プログラム目の後には同性婚に関してのスタッフのトークセッションもあった。
今同性婚が認められているのはオランダ、ベルギー、カナダ、スペイン。
婚姻ではないがそれに近い制度を認めている国はかなりある。
日本は憲法24条に「婚姻は、両性の合意のみに基づいて成立し…」という条項があるので、憲法を修正しないかぎり同性間の婚姻が認められる可能性はほぼない。
ただでも憲法24条改悪が囁かれている状況である。
同性婚が近い将来認められる可能性はほとんど0に近いだろう。
この問題に対するレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーのスタッフの見方も一様ではない。

4プログラム目は海外短編集。
レズビアンの世界の決まり事をコミカルに描いた「The Ten Rules」が面白かった。

関西queer Film Festival、最後を飾るのはインドネシア映画「アリサン!」。
インドネシア映画ではじめてゲイが描かれた映画だそうだ。
しかしこの映画のいいところは同性愛がテーマではない、というところだ。
確かに主人公はゲイであることに悩んでいる青年で、彼がゲイである事を受け入れて恋人との関係を築き、母親にカミングアウトするまでのストーリーがこの映画の一本の柱になってはいる。
しかし作品のテーマは別のところにある。
この映画はインドネシア都市部のスノッブな風俗を風刺し、「自分らしく生きること」の大切さを描いた群像コメディだ。
実際インドネシアというとバリしか知らなかった僕にとっては、都市のハイソなインドネシアはそれ自体かなり新鮮だった。
映画は何組もの恋愛、夫婦関係を描いていて、そのほとんどはヘテロセクシュアルなものなのである。
その中に普通にゲイの主人公がいる。
それが新鮮だった。
ゲイを描くのにゲイがテーマである必要はない。
実際の社会の中にはゲイとヘテロが混在しているわけで、それをそのまま映画の中に反映させればいいだけのことだ。
そういう発想が今まで日本の映画にも欧米の映画にもあまりなかったような気がする。
少なくとも今ぱっと思いつく作品はない。
この映画はインドネシアで大ヒットしたそうだが、それはこの映画がゲイを扱っていながらゲイ・フィルムではない、という証拠だと思う。
こういう映画がもっと普通に作られていく状況が出来ればいい。
そう思った。

関西queer Film Festival(2日目の1)

2日目、最初の3プログラムはドキュメンタリー作品。

1作目「ビーイング・ノーマル」はインターセックス(半陰陽)を扱った韓国映画。
彼でも彼女でもないその人を見て最初はとまどう。
不思議な感じがする。
撮っているのは友人である監督。女性。
映画学科の学生でこの映画が卒制らしい。
彼女は一種冷徹なまなざしでときに感情的になる彼/彼女を撮りつづける。
見終わる頃には一人の人間として彼/彼女を受け容れている自分に気づく。
耽美でも怪奇でも呪われた超能力者でもない、ただたまたま女性器と男性器をあわせもって生まれた一人の人間だ。
「リングの貞子だろ」とカミングアウトされた友人の一人が言う。
日本人として、恥ずかしかった。

2作目「ロバート・イーズ」。
口ひげをたくわえた初老の男性。彼は癌におかされている。
子宮と卵巣。彼に残されていた最後の女性の部分。
彼には息子がいる。
彼が産んだ子供だ。
息子にとっては彼は母親だ。
その母親を息子は受け入れ愛している。
彼には美しい恋人がいる。
彼女は仲間内のマドンナで、彼は自分が彼女を射止めたことを誇りに思っている。
彼女はビジネスのときは本名のジョンという名前を使う。
そこには特別なものは何もない。
人の人としての愛情が静かに伝わってくる映画だ。

3作目「誓いますか?/誓います」は同性婚を扱っている。
前日の「ワイルド・サマー」なんかを観ると、アメリカはゲイであることが当たり前のゲイ・パラダイスであるような錯覚を覚える。
しかしそれは都市部の、そのまた一部の特殊な事情にすぎない。
むしろかの国の同性愛者に対する憎悪の激しさに慄然とする。
宗教的な感情が入っているだけにそのホモフォビアは根深い。

カナダで同性婚が認められたときのゲイパレードに参加している初老の男性が「あなたはゲイですか?」と聞かれる。
彼は「そんなことは関係ない」と言って笑いながら傍らの女性の肩を抱く。
「これが私の妻だ。」
ストレートであるとかゲイであるとかを越えて、互いの多様性を認め合う寛容さがそこにはある。

関西queer Film Festival(1日目)

<a href="http://www.geocities.jp/kansai_queer_film/index2.htm" target="_blank">関西Queer Film Festival</a>にフリーパスを買って実駒と参加。
Queerは「変態」「おかま」というような意味で本来は蔑称。
それをセクシュアル・マイノリティーの人たちが逆手にとって肯定的な意味に使った。
学生N、実駒の友人Bさんと待ち合わせて軽く食事してから会場へ。
赤い観覧車のある梅田HEP HALLが会場。

最初のプログラムはカナダ/イギリス映画「タッチ・オブ・ピンク」。
ケニヤ生まれでカナダ育ち、今はロンドンで暮らしているインド系の青年(ややこしい。けどいるんでしょうね、そういう人)アリムはイギリス人の彼氏と付き合っている。
そこにカナダから母親が会いに来て…
という設定はちょっとアン・リー監督の「ウェディング・バンケット」を思わせる。
この映画の独創的なところはアリムに「ケーリー・グラントの幽霊」がついている、という設定。
「ケーリー・グラントの幽霊」役をカイル・マクラクランが怪演している。
カイル・マクラクランとケーリー・グラントって似てないように思ったんだけど、映画の中ではちゃんとケーリー・グラントに見えました。
不思議なものだ。
帰ってから調べたらケーリー・グラントは同性愛者だったという噂があるそう。
ほんとかどうかは知らないけど。

2プログラム目は関西セレクション日本Queer短編集。
当たりはずれはあったけど、面白かった。
特に浪速ビニィルという人の撮った3本は秀逸。笑った。

3プロ目は香港映画「胡蝶」。
主人公は一児の母で高校の先生をしている。
彼女はスーパーで一人の少女と出会い次第に彼女に引かれていく。
その二人の関係を軸にした話と、高校時代の主人公ともう一人の少女との恋愛の話が交差しながら物語は展開していく。
映像が美しく、女の子がたいへん可愛い。
しかし主人公の旦那はたいへん気の毒。
悪い人じゃないんだけどね。

4プロ目、アメリカ映画「ワイルド・サマー」。
いかにもニューヨーク的なゲイ・ストーリー。
キャラクター一人一人が魅力的で楽しい。
DVD上映で、音声が出なかったり途中映像が止まったりトラブル続出だったんだけど、それもご愛嬌。

映画の後は4人でアジアン・キッチンに行って飲み食いしながら熱く語る。
語りたりないが、僕らは京都まで帰らなくてはならないので、11時過ぎに解散。

吸血処女イレーナ

TSUTAYAで借りてきた「吸血処女イレーナ 鮮血のエクスタシー」のDVDを観る。
風邪引いているのだが、今日が返却日なので観ざるをえないのだ。
最近浩瀚なフィルモグラフィーが発売されたジェス・フランコ監督の代表作、だそうだ。
実はこの映画、昔ビデオで観ているのである。
そのときの感想は、なんだこりゃ、であった。
緊迫感も何もない学生映画もどきの凡作映画。
取り柄と言えば主人公の女吸血鬼がほぼ全編全裸かそれに近い姿で出ていることくらいである。
それを酔狂にまたDVDヘア無修正完全版を借りてきたのだ。
ホラーというよりはポルノに近いかもしれないが、ポルノだと思ってみるとがっかりするだろう。
いろいろとへんてこなシーンが目白押し。
吸血鬼のくせにプールサイドで日光浴してるし、そこにビキニの記者が現れてインタビューするし、「先祖に吸血鬼を持って不安ではないですか。」とか聞かれるし。ばればれじゃん。
先祖の名前はカールスタイン伯爵。いちおうカーミラ風。
脚本も編集も演技も音楽の使い方もみんな変。
ラストも変。
リナ・ロメイの女吸血鬼は個人的にはわりと好み。
なぜこの映画が生き残っているのか不思議な映画だが、中古で1000円なら買うな。
1500円でも買うかもしれない。

夏休み前最後の授業。
張り切って声を出していたら、だんだん声が出なくなった。
声張り上げすぎたかなと思ったらだんだんふわふわしてきた。
風邪みたいです。
今年の風邪は喉にくるよう。
みなさんもお気をつけください。

友人宅での夕食

友人T宅で夕食。
新入りのアカミミガメが入って、カメが3匹水槽の中でせわしなく泳いでいる。
一匹は卵まで産んだのだ。
産まれるのかなあ。どきどき。
部屋の模様替えがなされていたのだけど、僕は分からなかった。
実駒はすぐ分かった。
観そびれていた「ウルトラマンマックス」第1回を観ながら焼肉。
ぼくはかなりマックスに夢中。
テレビがついていると目が離せないタチなのだ。
モノマネ番組もやっていたけど元が分からない。
そういうバンドだといわれたら信じてしまいそうだ。
岡山土産などをいただいてよい気分で帰る。
夏にはまたいっしょに旅行に行く予定。

ケーキ

遅い朝食ということでまだ入ったことがなかった近くの喫茶店へ行って、二人でケーキ7個食べる。
ケーキバイキングとかじゃなくて、普通に7個注文。
いちおう誕生日ということで。

東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2日目

今日はドキュメンタリー二本。
最初はレズビアン・カップルが子供を作る「メイキング・グレイス〜ふたりの子作り宣言」。
橋口亮輔監督に「ハッシュ!」という傑作があるけど、そのレズビアン&ドキュメンタリー版。
でも昨日の飲みがたたってちょっと寝ちゃいました。
もう一本はアイスランド映画「マイ・ファースト・カミングアウト」。
9人のレズビアン・ゲイの若者のインタビュー。
一口にレズビアン・ゲイと言っても一人一人考え方も感じ方も違う。
だからこそレインボーカラーがレズビアン・ゲイのシンボルカラーなのだ。
それはヘテロも同じこと。
プロフィール

おがわさとし

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