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かげぼし君のこと

かげぼし君に会ったのは高校一年生のとき。
僕らは同じ商業美術部の新入生だった。
かげぼし君は松本零士のファンで、メカを描くのが上手かった。
僕とかげぼし君ときた君はオタク第一世代で、富野の宮崎のと新しいアニメに夢中だった。
古いアニメの上映会にもまめに足を運んで、「ホルスの大冒険」なんかも三人で観にいった。
高校時代にかげぼし君が作ったギガントの模型は力作だった。
高校を卒業してからもよく一緒に映画なんかを観にいった。
伊丹の特撮映画の上映会にも一緒に行った。
ヤマモト君も一緒だった。
かげぼし君はいつも静かに微笑んでいた。
批判することよりも楽しむことを大事にしていた。
安彦良和さんの原画展で食い入るように見入っていたかげぼし君を覚えている。
最後に観にいったのは去年の8月の「ダークナイト」だった。
僕もかげぼし君も大いに気に入って、また観たいと言っていた。

かげぼし君を今日見送った。
きた君やヤマモト君も一緒だった。
見送りのあと、ファミレスで中年男数人でディープなオタク話をした。
かげぼし君も聞いていたら苦笑してくれただろう。
大切な友人だった。
これからもそうだろう。
「ヤッターマン」一緒に観たかったよ。
新居にも来るって言っていたのにな。

さようなら。
いつか時間の果てでまた会おう。
それまで僕は僕の出来ることをするよ。
土産話を楽しみにしていてくれ。
その日まで、さようなら。
親友よ。
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花婚式

結婚4周年は花婚式なのだそう。
今日は僕らの花婚式。
花は昨日謝恩会でもらった花で代用。
昼は近所のパン屋さんでケーキ食べて、夜は出前の寿司とって、地味に祝う。
でもなんだか楽しい一日だった。
天気もよくて暖かで。
4年前の今日もそんな日だった。
4年もたったんだな。
いろいろあったような、あっという間だったような。

卒業

今日は大学の卒業式。
朝は雨だという予報だったので心配したのだけど、晴れてくれてよかった。
特に女の子は袴とか振袖の子が多いので雨が降ると大変なのだ。
夜は謝恩会。
って一次会からカラオケですか。
そしてアニソン・オンリーですか。
大学には卒業があるけどオタクには卒業はないね。
大変楽しかった。
みんな卒業おめでとう!

パコと魔法の絵本、その他

みなみ会館の加瀬亮特集のオールナイトを観にいく。
やってたのは「東南角部屋二階の女」、「グーグーだって猫である」、「パコと魔法の絵本」の3本。
夜11時45分から朝6時までの上映。
僕はモーニングショーはたいてい寝てしまうが、オールナイトはだいたい大丈夫なのだ。
「東南角部屋二階の女」は地味ながら心地よい作品。
昭和の安アパートには何か魅力を感じる。
トキワ荘とか「男おいどん」の四畳半とか。
僕自身も最初の一人暮らしは六畳一間の安アパートだった。
「東南」の舞台もそんな安アパート。
住人は女一人と男二人。別に恋愛関係はない。
アパートのオーナーのおばさんは居酒屋の女将さん。
そこが行きつけの店でなじみに客がいて、そういうのはなんとなくある意味理想郷だ。
結婚して家を持った今でもそういう生活に憧れたりする。
「グーグー」は二度目。
軽めだけどいい映画です。
「パコと魔法の絵本」は面白かった。
日本映画にはありえないような色彩、美術、衣装、メイク。
役者の演技も濃い。
元が舞台なのだけど、演技も思い切り舞台的な大げさな演技。
CGもすごい。
ここまで作り物めいていて、なおかつ感動もある映画が日本で作られたのは画期的だと思う。
中島哲也監督、目が離せません。

黒蜥蜴

前から観たいと思っていて、観る機会も何度もあったのに観そびれていたカルト映画「黒蜥蜴」がみなみ会館にかかっていたので観にいった。
江戸川乱歩の原作を元にした三島由紀夫の戯曲を深作欣二が映画化した作品。
主演は美輪明宏。
なんというか、リアリズムを遠く離れた川崎ゆきお的ロマンの世界。
美輪明宏の妖艶な演技、三島由紀夫の華麗なセリフ、深作欣二のがさつな演出、富田勲の流麗な音楽、誰のだか知らないけどチープな美術、それらがない交ぜになってなんだか得体の知れないへんてこな映画が出来上がっていた。
なんだかなあ。
いや面白かったけどね。
今の映画がいかにリアリズムに縛られているかを感じたりもしましたよ。
舞台ならまた違うんだろうなあ。
松岡きっこが予想外にかわいかった。
しかもフルヌードつき。
三島由紀夫本人も特別出演してて、それがまたなんだか。
傑作だとは思わないけど、怪作ではある。

実録・連合赤軍

みなみ会館のオールナイト<2008日本映画これぞベスト! 2大作ナイト>を観にいく。
上映されたのは「ぐるりのこと。」と「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の二本。
「ぐるりのこと。」は一度観ているので(傑作)、お目当ては主に観そびれていた「実録・連合赤軍」の方。
3時間半の大作。
この時代のことを伝えなくてはという気迫に満ちた作品だった。
1960年の安保闘争から始め、あさま山荘に至る過程を緻密に描いている。
時代の雰囲気がひしひしと伝わってくる。
若松孝二監督でなければ、こうは描けなかっただろうと思わせる傑作。
僕自身はあさま山荘事件の時に9歳だった。
ニュース映像は覚えているが、詳しいことは知らなかった。
ただこの時代の独特の空気というのを肌では感じていた。
時代を変えていこうという熱気に浮かされていると同時に、どこか冷めた時代でもあったように思う。
時代のうねり、というものがはっきり感じられる時代だった。
それを形に残すことは同時代に居合わせた作家の使命だと思うが、若松監督が今回やったのはそういう意味で大きな仕事だったと思う。
若い人を含め、多くの人に観てもらいたい映画だ。
夜9時から朝5時までという長丁場だったけど行ってよかった。
「ぐるりのこと。」も二度観る価値のある映画だったし。
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