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韓国出張のこと(6.高校視察)

僕らがのん気に観光をしている間に福島第一原発では大変なことが起こっていた。
テレビで見ても現実感がなかった。
決してあってはならないことが起こっていた。

しかし14日、15日はまだ韓国での仕事が残っていた。
高校でマンガ・アニメーションを教えている高校の視察だった。
入試広報部長や国際交流課の人と合流して、まず14日はキョンギ(京畿)芸術高校を訪問した。
マンガ・アニメーションの他、音楽なども教えている高校だ。
生徒は元気で、大きな声で、アンニョンハセヨ、と挨拶してくる。
学校の施設も立派で、特に音楽ホールが素晴らしかった。

15日は韓国アニメーション高校というところを訪問。
この高校からうちの大学に来る生徒はみなレベルが高く、今高橋ツトムさんの原作で「ムヨン」を描いている金正賢君もここの卒業生だ。
話を聞くと少人数の英才教育をしている高校で、なるほどと思った。
授業見学させてもらったが、生徒もとても生き生きしていた。

どちらの高校でも校長先生はまず日本の地震のことを心配してくれた。
韓国でも日本の地震のことはトップで報道されていて、行く先々で地震のことを心配された。

韓国では「アンニョンハセヨ(こんにちは)」より「カムサハムニダ(ありがとう)」を多く使った。
実際いろんな局面で韓国の人に助けられた。
日本人とよく似た真面目で暖かい人たちだった。
また日本のことが落ち着いた頃に、韓国に行きたい。
その時はもう少し使える言葉を増やして行こうと思う。
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韓国出張のこと(5.ソウル観光)

13日も一日空いていた。
実駒の体調もだいぶよくなったし、一日くらい観光しようということになった。

留学生にとキョンボックンとブクチョンというとこころを勧められた。
実は僕らは初めての韓国だというのになんの下調べもしてこなかったので素直にそれに従った。

キョンボックン(景福宮)は李朝時代の宮殿らしかったが、その隣に国立民族博物館があって、そちらにまず行った。
屋外には木や石の道祖神が置かれていて、興味深かった。
昭和風の建物が並んでいる一角があって、そこは昔の韓国の町を再現したものだった。
60年代、70年代のものらしい貸本屋らしきものもあって韓国の昔のマンガが並んでいた。
日本の地震のことをしばし忘れて無邪気に楽しんだ。
国立民族博物館の館内も無料で見ることが出来て、古代から現代までの韓国人の暮らしが分かるようになっている。
何を見ても面白く、隅々まで見た。

キョンボックンを見ていると時間がなくなるので、次のブクチョン(北村)に行くことにした。
ブクチョンには地下鉄で行った。
地下鉄は日本のものによく似ていて、日本のものよりややハイテクな感じだった。
駅は清潔で券売機は英語、日本語に対応していた。

ブクチョンは韓国の伝統的な家屋が並んでいる町だ。
レンガの塀と瓦屋根の家の町並みが美しい。
観光名所になっているが、家屋にはまだ人が住んでいる。
そこに東洋美術博物館というのがあって、予備知識はなかったが入ってみることにした。
チベット美術などの古美術が展示してある。
日本語の上手なおばさんがいろいろと解説してくれた。
この博物館は、ハングルを作ったセジョン(世宗)大王の師匠の師匠の18代目の子孫、という人が私財で集めた美術品を展示するために作ったものだそうだ。
このおばさんは大変博学で、いろいろ面白いことを教えてくれた。
ブクチョンの瓦の、縦に伸びているのが男の瓦、横に平べったい瓦が女の瓦だと言う。
そう思ってみると、確かに男の瓦はそのような形に作ってある。
一度そう思うとずらりと並んだ瓦が全部そう見えてくる。

特別展で写真展をしていたのだが、チョンハクトン(青鶴洞)というところに住む一心教という宗教を奉じる人たちの生活を撮ったものだった。
韓国の伝統的な生活を守り続けている人たちで、実駒が、アーミッシュみたいなものかな、と言ったら、おばさんが、そうそう、と言っていた。

韓国出張のこと(4.終日ホテルで過ごす)

12日は予定が入っていなかったが、実駒の体調が悪い上に地震のことで観光する気分になれなかった。
もともと仕事がたまっていて、滞在中も仕事をするつもりだったので、その日は一日ホテルにいることにした。

仕事はそれなりに進んだ。
その間もNHKはずっとつけっ放しになっていた。
ずっと流される家や車や炎上するコンビナートの映像が映っていた。
阪神淡路大震災以上の未曾有の大災害であることはテレビからも伝わってきた。

仕事は日中で終え、夜はずっとテレビを見たりツイッターやミクシィで知人の安否を確認したりしていた。
弟とは電話で連絡がついた。
まさか異国でこんなニュースを聞くとは思わなかったと言ったら、僕もそういう状態だった、と言われた。
阪神淡路大震災の時、弟はパラグアイにいた。

韓国出張のこと(3.地震とパーティー)

11日も搬入の続きをやっていた。
途中でせっかくだからとT先生たちとインサドン観光をすることになった。
高級土産屋で紙で作った蓮の形の照明や小物入れを見た。
紙だけど固くて、水に濡れても大丈夫なのだそうだ。
かなり大きなものもあった。
紫水晶も特産品らしく、お守り的な意味があるらしかった。
店の人はたいていある程度の日本語が話せるし、留学生が通訳もしてくれたので、快適にウィンドウショッピングを楽しんだ。

T先生たちと韓国料理の店で昼食を取った。
おいしいのだが、量が予想以上に多かった。
実駒がなかなか食べ終わらないので、T先生たちは先にギャラリーに帰り、僕らは少し遅れてギャラリーに戻った。
戻るとT先生やN先生、留学生たちが心配そうな顔をしている。
どうしたのかと思ったら、日本で大きな地震があったと言う。
津波がすごいらしい。
心配になり、調布の弟に電話したが、つながらない。
京都の両親の所に電話すると母が出て、東北が大変なことになっていると聞いた。
弟はたぶん大丈夫だろうということだった。

気になりつつも、夜はギャラリーでオープニング・パーティーが開かれた。
グットン大学、京都精華大学、南京芸術学院の先生や学生が集い、韓国語、日本湖、中国語、英語が飛び交う国際色豊かなパーティーになった。
しかし実駒は昼食べ過ぎたせいか、気分が悪くなって、ずっと椅子に座っていた。
今思うと食べ過ぎのせいばかりではなかったのかとも思う。

パーティーは一時間ほどで終り、三大学の先生で会食になった。
実駒はいよいよ気分が悪くなり、その日から宿泊することになっていたソウルのホテルにタクシーで先に帰ることになった。
グットン大学の先生や韓国の留学生が親身になって実駒の面倒を見てくれた。

実駒は心配だったが、会食は楽しかったし、お酒も入って僕はいい気分だった。
みんなと別れた後、僕は一人でタクシーをひろってホテルの名前を運転手に告げた。
運転手が韓国語で何か言った。
日本の地震のことだと分かった。
タクシーに備え付けられているテレビに韓国のニュース映像が流れていて、津波に流される車の映像が映っていた。
ホテルに着くまで、ずっとその画面を見ていた。

ホテルに着くと実駒は寝ていたが、テレビはつけっ放しだった。
NHKをやっていた。
津波で流される家や気仙沼の火災の様子が映っていた。
呆然とした。

韓国出張のこと(2.三カ国合同展)

そもそも今回の韓国出張には二つ目的があった。
一つは京都精華大学マンガ学科とグットン大学マンガコースの合同展を韓国ですることになって、僕も出品することになったのでそれで呼ばれたのだ。
ストーリーマンガコースからはT先生、N先生、僕、カートゥーンコースからはS先生、それに両コースの学生たちが10人ずつくらいの大所帯だった。
それが旅の前半の目的。
もう一つは入試広報の方から韓国の高校の視察に行くことになっていて、それが旅の後半の目的。

9日の晩泊まったのはグットン大学のゲストハウスだが、大学のゲストハウスというからしょぼい宿舎みたいなのを想像していたら、立派なホテルみたいな部屋だった。
そこに実駒と二人で泊まった。
床が暖かく、さすがオンドルの国だと感心した。
グットン大学というカタカナの表記しか聞いていなかったのだが、壁にFAR EAST UNIVERSITYと書いてあるのを見て、グットンが極東の韓国語読みだと分かった。

10日はソウルのインサドンのギャラリーで合同展の搬入。
インサドンは有名な観光地らしく、土産屋さんやレストランやギャラリーが並んでいて賑やかだ。
観光地ということで、京都とよく似ている。
実際初めて来た韓国は外国という気があまりしなかった。
文字がハングルで車が右側通行なのを別にすれば、日本とそんなに変らない気がした。
仕事で毎年のように行っている台湾よりずっと外国感が少ない。
もっと言えば沖縄の方が外国感があるくらいだ。

ギャラリーはきれいなところだったが、作品数がスペースに比べて多すぎた。
精華とグットンだけではなく南京芸術学院というところも参加することになっていて、狭いギャラリーのところ狭しと作品が置かれた。
壁に二段、作品によっては三段に絵を飾り、それでも展示できない作品はイーゼルを立てて展示することになった。
ちなみに僕の作品はマンガ作品だったのだが、原画の横に留学生のYさんが訳してくれたハングル版が展示され、韓国語でも読めるようになっていた。
自分の作品が韓国語訳されているのは新鮮だった。

韓国出張のこと(1.飛行機に乗り遅れる)

昨日韓国から帰ってきた。
韓国に行ってすぐ、地震のニュースが入ってきて、今も韓国旅行記を書く気分ではないんだけど、自分の記録のために書いておく。

9日は実駒とだいぶ早めに関西空港に着いた。
だいぶ早めに関空に着いたにもかかわらず、飛行機に乗り遅れた。
起こったことは単純なことなのだが、人に分かるように説明しようと思うとけっこう難しい。
実駒の特性と僕の特性の悪い部分の相乗効果でこのようなありえないことが起こったということなんだけど、やっぱり説明が難しいから説明しない。

最初は、その日のうちには韓国に行けないかもしれないと言われてかなり呆然とした。
実は僕は旅程を全くというほど把握していなかった。
その日どこに泊まることになっているのかも分かっていなかった。
空港に迎えに来てもらうことだけがだたよりだったので、そこで落ち合えないとなるとこれは困ったことになったなあ、と思った。
向こうで落ち合うことになっているT先生やAさんに連絡を取ろうとしたが、連絡がつかなかった。
カートゥーンのS先生も一緒のはずだが携帯の番号を登録していなかった。
結局JTBの人ががんばってくれて、その日の夜の便が取れたのだが、向こうで宿に辿り着ける保証はない。
最悪向こうについてから宿を探すことになる。
実駒はそれはそれでありと楽観的だった。
いろいろ連絡手段を考えていて、ツイッターに誰かいないか?と考えた。
向こうで落ち合うはずのS先生がツイッターにいることを発見して、急いで、SOSのツイートをした。
S先生が気づいてくれることを願いながらASIANAの夜の便に搭乗した。

席についてすぐ、見知った顔が入ってきた。
ツイッターで連絡を取ろうとした当のS先生である。
びっくりした。
飛行機が飛んでから声をかけると向こうも驚いて、先に行ってたんじゃないの?と言われた。
S先生は最初からこの便の予定だったそうだ。
カートゥーンの学生も一緒だった。
ツイッターは見ていなかったとのこと。

それからは嘘のようにスムーズに金浦空港でT先生やAさんや他の学生たちと合流できて、バスでその日泊まることになっていた場所へ連れていかれた。
泊まることになっていたのはホテルではなく、グットン大学のゲストハウスでバスで二時間くらいかかるところだった。
なんも知らんのやなあ、とS先生があきれたように言った。

村野守美先生のこと、韓国出張

村野守美先生の訃報に接する。
心不全とのこと。

村野守美先生の作品ではやっぱり代表作の一つでもある「草笛の季節」が好きかな。
オサムとタエの物語は甘酸っぱく、ちょっとしたエロティシズムも匂わせていて、忘れがたい。
村野守美先生は人物にも味があるが、風景も素晴らしく、墨ベタの使い方が魔術的。

坂口尚先生、あすなひろし先生、永島慎二先生、岡田史子先生、やまだ紫先生、みやわき心太郎先生、60年代、70年代を代表する作家たちもずいぶん鬼籍に入られた。
その次代を生きていた人間として寂しい。
しかしマンガを教える側の人間として、若い学生たちにその時代の輝きを教えることも僕らの世代の使命なのかな、とも思う。

村野守美先生は一度精華大学に来られたことがある。
その時はあまりお話する機会がなかったのだけれど、今考えればもったいないことをした。
心からご冥福をお祈りします。

話は変りますが、明日から韓国に出張に行きます。
初韓国なので楽しみです。
帰りは15日の予定。

東京同窓会

京都精華大学マンガ学部の学年フリーの同窓会が東京であった。
京都から参加。
60人くらいが集まった。
卒業後初めて会うメンツもいて懐かしい。
意外な人が結婚していたり。
卒業生たちと話していて思ったのは、マンガ家としてデビューした卒業生以外の子たちも多くの卒業生がマンガとかかわり、また、マンガ家デビューをあきらめていなかったりしていることだ。
マンガ家なんて何歳からでもデビューできるので、まだまだがんばってほしいなあ。
で、こういう集まりがときどきあるといい。
今はミクシィもツイッターもあるし、意外と卒業生とつながる回路っていうのはいろいろあるんだけど、やっぱり会って話すのが一番だな。
幹事様おつかれさま。

新潟出張

新潟にマンガ教育学研究会の調査で出張。
2日に取材をして一泊して帰ってきた。
新潟は吹雪というのでかなり寒さ対策をして行ったのだが、思ったほど寒くなかった。

新潟に行ったのは、マンガクリエイトコースを持つ開志学園高校と日本マンガアニメ専門学校JAMの取材のため。
開志学園高校さんもJAMさんも快く取材を受けてくださり感謝に堪えない。

高校のマンガ教育、という点で開志高校の取り組みは新鮮だった。
プロ養成というよりマンガの楽しさを高校生のモチベーションアップに使っているという感じで、生き生きとした教室の雰囲気が印象的だった。

JAMさんの方は、プロ養成、就職力養成ということで、目的意識が非常に明確で、生徒に対する責任感の強さに圧倒された。
非常に刺激になった。

マンガ教育というものも、様々に場を広げていっており、それぞれ目的意識も対象とする生徒・学生も違っている。
教える側にとってもいろいろと考えさせられた新潟出張だった。

あとガタケットのTさんには大変お世話になった。
へぎそばもおいしかったです。
感謝!

けっこう仮面 マングリフォンの逆襲

なんと前作「けっこう仮面 MASK OF KEKKOU」を観てから1ヶ月と10日経ってしまった。
これ、DMMの月極めレンタルなので、延滞料はかからないけど、長く手元に置くとそれだけ損なのだ。

キャストは1作目とほぼ同じなのだけど、高橋真弓が高星真由美に変っていて、舞台もマングリフォンセレブ養成学院に変っている。
夏綿けい子の方は同じ名前なのだけど、稲原樹莉さん演じる真由美は前作の真弓とは別人という設定みたい。
変なの。

まあギャグのすべり方がハンパない。
かなり辛い。
お仕置きシーンも芸がないなー。
アクションシーンはまあまあ。
でも一作目に比べて特によくなっているわけでもない。
あと一人エセ関西弁をしゃべるキャラクターが出てくるんだけど、これは関西人には拷問。

で、DMMからはまだ続々「けっこう仮面」実写版が届きます。
いちおう全部観るけどね。
プロフィール

おがわさとし

Author:おがわさとし
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