塔の中の姫君(2)

ところで、塔の中の姫君と盗賊の組み合わせ、と言えば「ルパン3世/カリオストロの城」だが、塔の内装を含め、どうもディズニーのスタッフはカリ城を意識していたのではないかと思える。
宮崎アニメを髣髴とさせるシーンは他にもいくつかある。

で、「エンジェル ウォーズ」だけど、こっちは監督がザック・スナイダーだというだけで他に何の予備知識もなしに観にいった。
吹き替え版しかやっていなかったので、しかたなく吹き替え版を観た。
僕はアニメーションは吹き替えでもいいけど、基本実写映画は字幕版で観たいのだが。

こちらも閉じ込められる女の話だった。
しかし、基本的にオーソドックスな語りの「塔の中のラプンツェル」に対して、こちらは最新型の「塔の中の姫君」。
閉じ込めれれているのは5人の少女。
閉じ込めているのは男たち。
それがどこなのかは簡単に言えない。
何か書けばネタバレになってしまうような複雑な設定で、あまり詳しくは書けないのだが、現実と虚構の壁がなくなってしまうような不思議なリアリティーは素晴らしい。
アクションも大変いいのだけど、ガールズ・アクションものとして宣伝しているのはどうかと思う。
強いて言えば「インセプション」ガールズ・アクション版である。

「塔の中の姫君」という古くからある物語類型が、現代にも形を変えて生きている。
その実例を二本続けて観て、物語の中の変らないものと変っていくものについて思いをはせた一日であった。
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