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フランケンシュタイン2作

「フランケンシュタイン復活」と「フランケンシュタインの幽霊」のDVDを観る。
ユニバーサルのフランケンシュタイン・シリーズ第3作と第4作。
日本では最初の二作が有名で、他の作品は知られていないが、ユニバーサルはフランケンシュタイン・モンスターの登場する映画を8本作っている。
と言っても5作目以降は他のモンスターとの抱き合わせなので、純粋なフランケンシュタイン映画は4作目の「フランケンシュタインの幽霊」までになる。

「フランケンシュタイン復活」はフランケンシュタイン博士の息子が故郷に帰ってくるところから始まる。
父親の研究室の地下で怪物を発見するのだが、この怪物はベラ・ルゴシ演じるイゴールという男の手先になっている。
イゴールは死体泥棒の罪で一度絞首刑になりながら生き延びたという設定の男だが、フランケンシュタイン家との関係がいまいちよく分からない。
フランケンシュタイン博士の助手だったようでもあるが、一作目にも二作目にもそんなキャラクターは出てこない。
原作のイメージはこの作品ではきれいさっぱりなくなり、怪物もただの操り人形のようになってしまう。
カーロフがこの作品で怪物役を降りたのも無理からぬ話である。
しかし、この作品はイゴールや片腕が義手の警部と言ったキャラクターに工夫があり、それなりに楽しめる。
メル・ブルックスの「ヤング・フランケンシュタイン」はこの作品の設定をかなり取り入れている。

続く「フランケンシュタインの幽霊」もイゴールが重要な役で出てきていて、この2作はフランケンシュタイン/イゴール編といった趣だ。
この作品になると、相当無理があって、何がやりたかったのかよく分からない。
タイトルは、本当にフランケンシュタイン博士の幽霊が出てくるからで、タイトルに偽りはないけど、怖くも感動的でもない。
そもそも話のつじつまが合ってない。
怪物役は狼男役で有名なロン・チェイニー・Jr.だが、カーロフの怪物に比べたらただのでくのぼうにしか見えない。

二作観て思うのは、いかににジェームズ・ホエールという監督の想像力が優れていたかということだ。
ユニバーサルは最初の二作でフランケンシュタインを封印すべきだった。
でも駄作でも何でも、あれば観ちゃうのがホラーファンなんだよね。
こんなくだらない映画でも、やっぱり手元に置いておきたい。
そういう性なんだから仕方ないな。
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