スカイフォール

ビートルズのファースト・シングル「ラブ・ミー・ドゥ」がイギリスで発売された1962年10月5日に同じイギリスで「007/ドクター・ノオ」が公開された。
007シリーズの第1作目である。
で、今日は50周年の記念すべき第23作目「007/スカイフォール」を観てきた。
期待以上の出来だった。
驚異的なアクション(しかもダニエル・クレイグ本人がかなりの部分をやっている)、不気味な存在感のある悪役、ロケーションの多彩さ(日本の軍艦島も使われている)、粋なセリフとユーモア、そして適度な御都合主義。
僕らが007に期待するものが全てきっちり入っていて、しかも50周年を飾るにふさわしいプラスαがある。
強いて言えば、ボンドガールの出番が少ないけれど、この映画のヒロインはMだからね。
仕方ないか。
監督と悪役がオスカー・ウィナーなのは、007の原則からいえば反則なのだが、彼らは決して007に期待される以上のものを作ろうとしていない。
ボンドの生い立ちが語られるのも異例だが、エモーショナルに流される手前で、きっちり止めてイギリス流のユーモアでまとめる。
あくまで、50年間続いてきたシリーズの第23作、という枠の中で、過去の伝統をきちんと取り入れた上で、次の50年に向けて布石を打っている。
伝統と向き合って作るというのはこういうことだ、というお手本。
見事だ。
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