天才会田誠

東京に行ったのは、勤め先の大学の教え子たちが学年不問の大同窓会を開くのに参加するためだったけど、もう一つの目的は森美術館の「会田誠展 天才でごめんなさい」を見るためでもあった。
実はミュシャ展を同じ六本木ヒルズの森アーツセンターミュージアムでやっているのは、向こうに行って気がついた。

会田誠さんの絵を最初に見たのは、新しくてとんがってるものに常にアンテナを張っているマンガ家山本サトシ君(高校の後輩なのだ)の仕事場をお邪魔した時。
巨大フジ隊員がキングギドラに犯されているアレ、とかルーズソックスの女子高生たちが笑顔で切腹しているアレ、とかが載っている画集を山本君に見せてもらったのだ。
当時は、過激な絵を描くイラストレーターだなあ、と思った。
現代アートの人だというのはだいぶ後で知った。
アートだったのかあ、と思った。

今でもアートの定義はよく分からないけど、会田誠さんの作品は好きだ。
もうなんて言うか、くだらないこと真剣にやってる感がハンパない。
何か高尚な思想があるようには正直思えないけど、赤塚不二夫先生が天才であり永井豪先生が天才であるというのと同じ意味で会田誠さんは天才だと思う。
やってることは「レッツラゴン」とか「あばしり一家」とかと変んないよなあ。

でも期待した18禁部屋は、なんか知ってる絵ばかりで拍子抜けした。
なんでこんなのが今さら問題になるのだ。
山本君とこで見たよ!
アマゾンで買える絵ばっかじゃん!
会田誠が誰か全く知らずに展覧会に行ったのか?
まったく。

でも、実はこの日一番の衝撃は、目の前の「愛ちゃん盆栽」に見入っているおじさんが吾妻ひでお先生だと気がついた瞬間である。
さすがの天才会田誠も生吾妻の衝撃は越えられなかった。
いや、まじ吾妻先生ガン見しましたよ。
あ、あじま先生、サイン欲しかった!
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