B級ナイト、ちょっとエロめ

水曜日はB級ナイト。
第3水曜はポルノ、というかエロ系。

最近、希志あいのさん主演の「けっこう仮面 新生(リボーン)」というのが作られたと聞いて、それは観なくては!と思ったのだ。
で、すぐにそれを観ればいいようなものだが、この機会に今までに実写化された「けっこう仮面」を全部観る、という無謀な行を思いついた。
無謀かつ無意味である。
たぶん、僕は実写化された「けっこう仮面」を一通り観ている。
決して二度観たいと思うようなものではない。
それでも一度そうと決めたら観ないわけにはいかないのだ。
何のために!?
いや、理由などない!!

そんなわけで一本目は1991年の「けっこう仮面」。
うん、観てる、その頃に。
ビデオで。

高橋真弓役を後藤宙美という人がやっている。
ワンレンで化粧が濃くて、いかにもバブル崩壊間もない頃の作品。
全然高橋真弓には見えない。
けっこう仮面のキャストが「?」なのはその後も踏襲されている。
もちろん「月光仮面」の配役で、月光仮面役が「?」になっているのを踏まえているのだ。
でも青木クリスという人が夏綿先生をやっているから、たぶんこの人がけっこう仮面なのかな?

この作品、男優陣が豪華だ。
サタンの足の爪はポール牧。
ヒース・クリフのジョーカーばりのメイクで熱演している。
あ、ごめん、誉めすぎた。
無情ノ介役の山本昌平が無駄にかっこいい。
モロ師岡、プリティ長嶋も怪演。
プリティ長嶋をウィキで見て、政治家やってた人だと知り驚愕。
関根勤も友情出演。
女優陣はだいたい棒読みが基本。

猫の代わりに高橋真弓が解剖されかかるのは原作の「悪夢の生体解剖」、エロ柔道教師が出てくるのは「下半身暴走教師」、答案用紙を盗んだことにされて公開おしおきを受けるのは「蒼い果実の毒」と「危険な罠!公開おしおき」、お、けっこう原作に忠実じゃん。
しかし、エロ、アクション、ギャグのいずれもが中途半端。
この中途半端さが今までの「けっこう仮面」実写化作品全てに共通なのだ。

この作品のけっこう仮面はマントをつけている。
アクションはそれなりにがんばっているけど、前張りがときどき映るのはいかがなものか。
メイキングを見るとこの程度のアクションでもスタントさんはそれなりに大変なんだな、と思う。
でも「けっこう仮面」の実写化は個人的にはアクション映画であってほしい、と思っているのでこの程度では全然不完全燃焼。
まだあと9本もあるのか~。

二本目は、あまちゃんブームにあやかって、日活ロマンポルノの海女もの第1弾「マル秘海女レポート 淫絶」。
マル秘は「秘」に○。
1975年、近藤幸彦監督作品。
「けっこう仮面」の後に観ると、ああ、ちゃんと映画だなあ!と感動する。
日活ロマンポルノはB級というにはやや高級感。
話はいたって他愛もなくて、巡業ストリップの付き人をやっているタダシが置いてきぼりをくらって、海女たちの家に居候する、という話。
タダシ役の石津康彦の、貧相でそのくせ野心はある感じが時代を感じさせていい。
地元のマリンパークが海女を使った水中ストリップをしようとしてタダシもそれに関わっていく。
このマリンパークの人事課長だけがなぜか関西弁。
水中ストリップのシーンはストリップよりも、それを食い入るように見ている男たちの熱演ぶりに感心する。
そういうところで手を抜いてない。
いや、暑苦しいだけですが。
ハッテン家のナツミを樋口マキ、純真なヒロコを立花りえ。
ちゃんとみんな演技しています。
脚本は桂千穂、撮影は森勝。
タイトルはアレですが、青春グラフィティーとして十分楽しめる出来。
早朝の海から全裸のヒロコと幼馴染のタミオ(フンドシ一丁)が上がってきて、浜に二人座るなり、タミオが白いギター爪弾きながら歌を歌いだすシーンはこの映画のハイライト。
このタミオがなかなかいい味ですよ。
どうすりゃいいんだ、が口癖。
朴訥で不器用な感じがなんとも。
海女のおばちゃんたちもなかなかいいしね。
じぇじぇじぇとは言わないけど。
スポンサーサイト
プロフィール

おがわさとし

Author:おがわさとし
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR