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若い人

そして古い映画についても書くよ!

本来火曜が邦画劇場なのだが、明日は所用があるので月曜に変更。
「吉永小百合 私のベスト20」第5号「若い人」を観る。
吉永小百合が石原裕次郎、浅丘ルリ子と共演した1962年の日活映画。
吉永小百合17歳、石原裕次郎27歳、浅丘ルリ子22歳。
若い。
監督は西河克己。
吉永小百合主演作では他に「青い山脈」「伊豆の踊子」を撮っている。

観出してしばらくして、石原裕次郎が出演している映画を観るのが実は初めてだと気づいて驚く。
石原裕次郎と言えば、僕の世代はテレビドラマ「太陽にほえろ!」のボスだ。
日活映画に多く出ていることは知っているが、そう言えばちゃんと観たことなかった。
なんか何本かは観てる気がしてた。
石原裕次郎が亡くなったのは1987年の7月17日。
奇しくも僕の25歳の誕生日である。
でもその日のこと、意外と覚えてないなあ。

石原裕次郎は外人女性が校長をしている女子校の数学教師間崎。
教え子の江波恵子が吉永小百合で同僚教師の橋本先生が浅丘ルリ子。
その三角関係を中心とした青春映画なのだが、吉永小百合の恵子は水商売をしている母親の私生児で、いつもの優等生的な印象とは違った、かなり不安定な性格の少女である。
これで5本吉永小百合主演の映画観てるわけだが、どの役も印象が違い、けっこう幅広い役を演じていたことが分かる。
母親役の三浦充子が奔放でまだ色香も漂う母親を熱演していて、こういう母親だと確かに娘は大変だ。
しかしこの不安定でエクセントリックな少女役の吉永小百合が大変かわいい。
個人的に女の子は一緒にいて安心できるタイプより一緒にいて安心できないタイプが好きなのである。
困ったことだ。

それはともかく、裕次郎って下ぶくれだしすごく二枚目ってわけではないけど、確かに魅力あるなあ、と思った。
吉永小百合と浅丘ルリ子にもてる役なんて裕次郎だから成り立つんだろうな。
この頃は高校教師と女子生徒が恋に落ちるというのはあってはならないことでもなかったみたいで、どっちも選べたみたいだ。
橋本先生(浅丘ルリ子)も一度は、恵子をお嫁さんにしちゃいなさい、と言っている。
ありなのかあ。
ウィキによると原作では間崎と恵子は関係を持っちゃうらしいんだけど、映画ではさすがにそれはないです。

最初の方で恵子が黒板に相合傘を描いて、橋本先生の名前と「間崎慎太郎の馬鹿」と書くエピソードがあって、その後雨の放課後、橋本先生の水色の傘に間崎がずうずうしく入り込むシーンがある。
ここで間崎と橋本先生は本当に相合傘で歩くのである。
ラスト、間崎は橋本を愛していることを恵子の家で恵子に伝え、その帰り、晴れているのだけど、白い日傘で恵子が間崎を途中まで送っていく。
この傘の使い方がとても上手い。
これが最後だと思いながら、恵子は間崎と相合傘で眼鏡橋を渡るのである。
そして途中で間崎を送って、一人海辺で白い日傘をさして恵子は佇む。
白い傘が痛々しい。
けっこうコメディー的なシーンも多い映画なのだけど、ラスト、恵子の問題は解決しないままで、ちょっと突き放すように終わるのが印象的だった。

脇役陣もいろいろ癖があって楽しい。
特に間崎が下宿している家の主人を殿山泰治が演じていて、出番ちょっとなんだけどすごく印象に残る。
エロっちい探偵小説が好きらしいのだけど、そのエロっちい探偵小説をいちいち音読するのだ。
この頃ってまだ本を音読する人って本当にいたのかなあ。

あと、間崎は数学の先生という役だけど、現場に数学得意な人がいなかったらしくて、授業シーンはかなり適当。
微積分の公式を当てはめて、って微分なのか積分なのかどっちだ。
ていうか黒板見るかぎりそんな難しいことやっている風ではない。
その式もかなり適当で、解けました、って言ってるけど、解けてない。

最後あら探しみたいになりましたが、楽しく観ました。
この映画の吉永小百合が今のところは一番好きかも。

次回は「クレージー黄金作戦」の予定。
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