吉本新喜劇×ヤノベケンジ

現代美術作家で京都造形芸術大学教授のヤノベケンジさんが吉本新喜劇とコラボすると言うので観にいった。
ちなみにヤノベさんのはこの間京都文化博物館で展示された「Sun Sister」も見にいったよ。
「Sun Child」の方は水都大阪で見てる。

ヤノベさんの代表的なキャラクターであるトラやんを池野めだか師匠が演じるのである。
吉本新喜劇は子供の頃はテレビでよく見た。
舞台で見るのは初めてだけど、あんまり変わってないなあ。
べったべたなギャグなのだけどなんかおかしい。
初日なせいか、セリフいっぱい間違うんだけど、間違ったとこいちいちギャグにしていくのはさすが。

舞台は万博がもうすぐ開かれる1970年の大阪である。
いいねえ。
池野めだかさんはトラやんこと池野寅次郎という役。
トラやん、最初に登場するときは普通のかっこしている。
なんだよトラやんスーツ着てないのかよ。
吉本的なお約束ギャグが延々続くのだが、なかなかトラやんがトラやんにならない。
ようやくトラやんが交通事故にあって、なんとか博士がトラやんを手術でニュー・クリーン・エナジーで動くロボットに改造する。
ああ、なるほどここでトラやんになるのか、と思ったら、その後もまだ普通の服着て出てくる。
ええー?いつになったらトラやん出てくるの?
なんとか博士はタイムマシンも発明していて、ロボットになってすごい身体能力を得たトラやんを1964年の東京オリンピックに出そう、ということになる。
そのタイムマシンがヤノベ製。
なんか乳母車を改造した感じの。
いちおうSFって言えばSF。

ところが間違って2020年の東京に来てしまうトラやんたち。
東京オリンピック違い。
そこではニュー・クリーン・エナジーは危険なものと見なされているのだった。
ここら辺いちおう3.11以降、というのを意識してるんだと思うけど、まああまりそういう目で見たからと言って何が変わるわけでもない感じです。
いろいろタイムトラベル的な小ネタをはさみつつ、指名手配されたトラやんをある女がだまして秘密組織ゲッカーの基地に連れ去る。
ここで休憩。
って、もう2時間近く経ってるんすけど!
そんな長い劇なのか!
「旅芸人の記録」か!

舞台変わってゲッカーアジト。
もちろん手下は「イー」って言いますよ。
そこまでの吉本らしい舞台と雰囲気違う舞台美術はヤノベさんのウルトラファクトリーの作家さんの手になるものだそうだ。
くそう、京都造形は宣伝上手いなあ。
ここでやっとトラやんスーツを着たトラやんの登場である。
ずいぶん待ったよ。
待ちくたびれたよ。
ここからはこてこてオタクっぽい展開になる。
Mr.オクレが死神博士みたいなコスチュームでゲッカーの首領をやってたり。
アクションシーンもあり。吉本なのに。
そしてラストはあの名作のぱくり。

なんだかんだ言って楽しんで観ました。
うちのギャグマンガコースも吉本とコラボやらないかなあ。
あ、それだと二番煎じっぽいか。
京都造形めー。
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