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空ヲ刻ム者

1週間以上前になるが、スーパー歌舞伎Ⅱ(セカンド)「空ヲ刻ム者ー若き仏師の物語」を観にいった。
歌舞伎なんて普段は縁がなくて自分からはなかなか観にいかないんだけど、友人に誘われたのでついていったのである。
実はスーパー歌舞伎は昔「ヤマトタケル」を観ている。
最後にヤマトタケルが白鳥になって飛んでいくシーンは覚えているのだが、あとはあんまり覚えていない。
テーマが露骨に出過ぎているように感じたのは覚えている。
どういうテーマだったかを覚えていないのだが。

スーパー歌舞伎Ⅱは先代の市川猿之助(現・猿翁)から今の4代目市川猿之助が引き継いだものだそう。
歌舞伎を見ないので、歌舞伎とスーパー歌舞伎がどう違うのか、ちゃんと説明出来ないけど、照明や美術、音楽などは現代演劇のものに近い。
歌舞伎の現代ヴァージョンと思えばいいんじゃないのかな。

物語は作・演出の前川知大さんのオリジナルで、平安時代(たぶん)の若い仏師・十和(これが市川猿之助)とその友人で領主の息子・和馬(佐々木蔵之介)を中心に、芸術と宗教、宗教と政治、政治と民衆の関係をドラマチックに描いたもの。
お話自体はすごく分かりやすく、起伏に富んでいて、長い上演時間を感じさせない。
休憩を2回はさんで、なんど4時間半もあるのだ。

美術や照明がとにかく派手で見応えあるのだが、そのド派手な美術・照明に歌舞伎独特の肉体表現が拮抗しているのがたぶんスーパー歌舞伎の醍醐味なんだと思う。
歌舞伎役者の発声法や大見得切る所作は派手な演出に映える。
現代演劇からは佐々木蔵之介さん、浅野和之さん、福士誠治さんの3人が出ているのだけど、この三人もよかった。
特に老婆・鳴子を演じた浅野和之さんの怪演はなかなかに忘れ難い。
クライマックスはかなりアクロバティックなアクションもあって、エンターテイメント性の高さは抜群。
もちろん吊りもあるよ。

あと、女形というのはすごいもんだなあ。
女盗賊の双葉(市川笑也)も悪女の時子(市川春猿)も女性にしか見えない。
何しろ初心者なのでそういうところも感心するのだ。
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