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いい日、お遊戯。

「いい日、お遊戯。」という舞台を観た。
元恵比寿マスカッツの西野翔さんが主演の舞台があると言うので、予備知識なしで観にいったのである。
脚本・演出は石山英憲という人で、いい日シリーズの第5弾だそうである。

舞台は幼稚園で、そこに新しく入園してきた子どものお母さんが西野翔さん。
チラシを見たイメージで、西野翔さんは幼稚園の先生だと思い込んでいたのでちょっとびっくりした。
そうか、西野翔さんがお母さん役かあ。
年齢的にはおかしくはないけどそういうイメージなかったなあ。
西野翔さん演じる仁科さんは、訳ありのシングルマザーで、その幼稚園の卒園生でもある。
竹匠さん演じる園長先生はかつての仁科さんの先生でもある。

その幼稚園ではニコニコ発表会という園児の親たちによる発表会がある。
そのニコニコ発表会でピーターパンの芝居をやろうということになるのだが、一癖も二癖もある親たちはなかなかまとまらない。

基本的に群像劇で、親同士、あるいは親と園の先生たちとのぶつかり合いがこの舞台の肝。
全くテーマは違うが「十二人の怒れる男」をちょっと連想した。
仕事にしか関心がなく子育ては妻に任せっきりにしている父親、いつもアルコールの匂いをさせているスナックを経営している母親、演劇部の顧問をしている高校の教員と元教え子だったその妻など、キャラクターは分かりやすく色付けされている。
ちなみに子どもは出てこない。

最初はちょっと乗れなかったのだけど、ピーターパンの芝居の練習を始める辺りから面白くなった。
演劇部の顧問の小坂さん(滝上裕二)がキレキレのキャラクターで、すごくおかしい。
仕事人間の高沢さん(伊藤武雄)も憎たらしくもリアリティーがある。
西野翔さんも芸達者な役者さんの中でがんばっていたが、西野さん演じる仁科さんはどちらかというと狂言回し的なキャラクターで、実は物語の中で一番大きく変化するのはこの仕事人間の高沢さんとその従順な奥さんである。

次から次へといろんな問題が起きて、親たちも先生たちも悩みながら成長していく。
それを笑いを基調に快適なテンポで描いて楽しめた。
他のお母さんとの浮気がばれた高沢さんとその奥さんの関係をみんなで一芝居打って解決していくクライマックスはさすがにちょっと無理があると思ったけど、その後に用意されている園長と副園長(寿崎千尋)の大人の恋の行方がむしろぐっと来た。
寿崎千尋さんの演技は幅が広くて深みがあり、個性的な役者さん達の中でも目を引いた。

全く予備知識なしで観にいったけど十分満足しました。
みなさま、おつかれさま。
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