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六つの心

先月から観ているアラン・レネ追悼、7本目は2006年の「六つの心」。
ベタな邦題だし、ジャケットには「名匠アラン・レネによるハートウォーミングドラマ」とまで書いている。
勘弁してほしい。

これは孤独についての映画だ。
主人公は6人の男女だが、それぞれの人生でお互いに少しずつかかわり合いながら、決して本当に理解し合うことはない。
特別な人たちではないが、それぞれに悩みや弱さや秘密を抱えている。
舞台は雪のパリ。
この映画は最初から最後まで雪が降っている。
シーンとシーンの間には必ず雪の降るカットがオーヴァーラップされる。
日をまたいで、翌日にシーンが飛ぶところだけ雪のカットが入らない。
あとは、常に雪でシーンがつながれる。
静かに降り積む雪の儚さが人の心の孤独と弱さを象徴している。
しかしその孤独を見つめる視線は決して冷たくない。
雪は孤独を優しく包み込みもする。
繊細で理知的で時にユーモアをまぶした、孤独についてのスケッチだ。
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