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仏像めぐり

先月、今月と仏像とかそういう関連の展覧会を続けて見た。
行ったのは以下の展覧会。

「鎌倉の仏像 迫真とエキゾチシズム」 奈良国立博物館
「山の神仏 吉野・熊野・高野」 大阪市立美術館  
「チベットの仏教世界 もうひとつの大谷探検隊」 龍谷ミュージアム
「南山城の古寺巡礼」 京都国立博物館

元々仏像に興味があったというわけでは全然ないのだけど、日本の美術をちょっと勉強したいと思って、それなら仏像も見とかなきゃ、くらいの感じである。

奈良国立博物館の「鎌倉の仏像 迫真とエキゾチシズム」は美術的には一番見応えがあった。
鎌倉時代の彫刻というといわゆる慶派のリアリズム彫刻である。
いや、実はそんな詳しくない。
ちょっと知ったかぶりした。
円応寺の初江王坐像というのがすごい迫力だった。
鎌倉国宝館の十二神将像もかっこいい。
信仰心のある人間ではないので、穏やかな如来像とか阿弥陀像とかより激しい動きのあるものの方が面白い。
まあ初心者の言うことですから。

奈良国立博物館のあと、同じ日に大阪市立美術館の「山の神仏 吉野・熊野・高野」を見に行った。
奈良と大阪なら一日で回れるもんだな。
こっちは仏像より神像に興味があった。
日本の神様は元々は特定の姿を持たなかったのが、仏像の影響で神像というものが作られるようになったそうである。
神像と言っても、神仏習合が日本の伝統なので、そこはあんまり区別が無かったりするのも面白い。
なんとか曼荼羅図という、神様仏様がずらっと並んだ図を見ると、ウルトラ兄弟勢揃いとかそういうのを連想する。
ウルトラマン創世記展の時に、ウルトラマンが仏だと書いたけど、逆も言えるのではないのか。
神様仏様は自分たちを助けてくれるヒーローで、何よりキャラクターだったんじゃないかと思う。
鎌倉の仏像に比べるといかにも素朴な造形の仏像神像や曼荼羅図を見ていると、日本のキャラクターアートの源泉を見ている気がした。

龍谷ミュージアムの「チベットの仏教世界 もうひとつの大谷探検隊」は同じ仏教美術と言ってもずいぶん趣が違う。
まず素材だが、日本だとまず一番に木なわけだけど、チベットでは木彫に適した木が少ないらしく、金属がメイン。
そしてどこかしらエロティックな感じが漂う。
日本の仏像にもエロティシズム漂うものがあるけど、そういう静的なエロティックじゃなくて、なんかもっと直接的に肉感的なエロティシズム。
会場でちくま学芸文庫の「チベット密教」という本を買って、今読んでるんだけど、チベット密教というのは実際かなり性的な要素が入った宗教なんだなあ。
ああ、AVとかでチャクラがどうこう言ってるのはこれが元なのか。
分かりやすくチベット密教の歴史と教義が書いてある本なので興味のある人にはおすすめ。

最後の京都国立博物館の「南山城の古寺巡礼」は地味なテーマだし、すいてるかと思ったらけっこう人が来ていて驚いた。
展示はわりと学術的でやっぱり地味なのだが、個人的には絵画作品より立体の仏像の方に興味がある。
かっこいい海住山寺の四天王像とか見れて満足。
そもそも南山城ってどの辺だよ、ってとこから分かってなかったのだけど、わりと行ったことあるところだった。

考えてみたら京都に住んでるわけだから、仏像なんか見放題なわけで、ちょっと寺廻りでもしようかな。
今まで秘仏公開とかもほとんど興味なかったんだけど、贅沢な土地に住んでるんだから見とかないと損だな。
とかちょっと思いました。
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