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月に囚われた男

月極映画祭6月のお題は「観逃していたSF映画」、最後は比較的最近の作品で2009年の「月に囚われた男」。
監督のダンカン・ジョーンズはデイヴィッド・ボウイの息子だそうだが、あんまり似てないな。
これが長編映画監督デビュー。
公開当時けっこう話題になっていて、観たかったのだが観逃した。
以下ネタバレは最小限にしています。

色々懐かしい感じのする映画だ。
特典映像で監督本人が言っているように、70年代、80年台の様々なSF映画からイメージを持ってきている。
冒頭のシーンは「2001年宇宙の旅」を思わせるし、「惑星ソラリス」を思わせるところもある。
テレビの「スペース1999」なんかも連想する。
登場人物はほとんどサム・ロックウェル演じるサム・ベルという男だけと言っていい。
月世界でただ一人核融合エネルギーの原料であるヘリウム3を掘っている。
その任期が終わる直前にサムが事故に合うところから異変が始まる。
ストーリーはSFとしてはわりとオーソドックスなんだけど、これは映像にしてこそ意味がある。
サスペンスとしてはなかなかよく出来ている。
空気のない月で光が滲んだり拡散したりするのはまあ仕方ないか。

2009年の映画なんで、もちろんCGもたくさん使われているのだが、特典映像を見ると、けっこうミニチュアワークで撮られたシーンが多い。
なるほど、懐かしい感じがするわけだ。
メインのアイディア部分も、CGで補ってはいるが、かなり手作業で作りこんでいる。
実際相当試行錯誤して作ったんだろうなあ。
ピンポンのシーンが映像的には一番の見せ場かな。

ドラマは、さっきも書いたようにSFとしてはごくオーソドックスなものだけど、その状況であれば感じるであろう感情をサム・ロックウェルが丁寧に演じていて見応えがある。
A.I.のガーティがそれにさらに華を添えている。

監督は1971年生まれ。
この後もう一本SF映画を撮っているが、こちらも未見。
そのうちそちらも観て感想書きます。

7月の月極映画祭は今年5月に亡くなったH.R.ギーガーを偲んで、また「ホドロフスキーのDUNE」公開を記念して、「エイリアン」4部作を淡々と順番に観る予定。
夏はホラーだしな。
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