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エイリアン2

今月の月極映画祭はエイリアン祭。
ということで今日はジェームズ・キャメロン監督による第2作「エイリアン2」(1986年)を久しぶりに観た。
ディレクターズ・カット版で、劇場公開版よりだいぶ長い。

監督が変わっての第2作で、路線を変えて成功した、という映画はあまりない。
「エイリアン2」はその珍しい例。
1作目の美しくゴシック調のホラー映画から、2作目はアクション映画に。
ジェームズ・キャメロン監督はローバジェットの「ターミネーター」(1984年)で注目されたけど、こういう大作を撮るのは初めて。
エイリアンシリーズは監督の起用にこだわりがあってそこが見どころの一つ。

原題はシンプルに「ALIENS」で、前回の単数形から複数形に変わっているだけ。
タイトル通りエイリアンが集団で出てくる。
「今度は戦争だ」というキャッチコピーが懐かしい。
で、改めて観ると、いろいろアイディアを盛り込んでいるが、かなり雑な映画である。
お金はかかっているけど、良くも悪くもB級テイストにあふれた映画。
パワードスーツというものを映画の中で登場させたのはこの映画が多分最初だし、マッチョな女性海兵隊員の登場も当時は新鮮だった。
しかし、ぞろぞろと出てくるエイリアンは簡単に銃で殺されてしまって、前作の圧倒的な恐怖感はかけらもない。
海兵隊もあまりに無策で、コピーに反して戦争ものとしての面白みは実はあまりない。
正直中盤はかなりダレる。

面白くなるのはリプリーと女王エイリアンの母親対決になってからで、そこら辺の盛り上げ方はさすが。
この映画は母性というのがかなり重要なファクターになっているのだけど、キャメロンは「強い母親」というイメージが好きなんだろうなあ。
「ターミネーター2」もそうだしな。

この映画ではランス・ヘンリクセン演じるビショップというアンドロイドもキャメロンらしいキャラクター。
1作目の「エイリアン」でイアン・ホルムが演じたアッシュというアンドロイドとビショップの関係は「ターミネーター」の1作目と2作目のT-800の関係とパラレル。

キャメロンはこの次の「アビス」(1989年)から本格的にCGを使うんだけど、この映画はアナログの特撮で作られている。
ミニチュアワークなんかは今観るとわりとちゃちい。
パワードスーツはけっこうよく出来ていて、パワードスーツ来たリプリーと女王エイリアンが戦うのは「パシフィック・リム」を先取りしている感はある。
当時も、ロボットアニメを連想して日本のアニメの影響がこんなところに!と感激したものだった。
ちなみに「アビス」は今観たら多分退屈な映画だと思うけど、当時はびっくりした。
「アビス」と「ターミネーター2」のCGは当時は魔法のように見えたんだけど、その感じは今の若い人には分からんだろうなあ。

キャリー・ヘン演じるニュートという少女もこの映画のキーパーソンで、実際彼女はすごく魅力的なんだけど、3作目すでに観てその後を知っているのでなんだか複雑だ。
そんなわけで来週はデイヴィッド・フィンチャー監督の「エイリアン3」。
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