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GODZILLA ゴジラ

遅ればせながら「GODZILLA ゴジラ」の感想を。
ネタバレあり。

原水爆、原発事故、避難区域、津波などを盛り込んだゴジラ映画は多分日本では作れない。
それをアメリカがやった、ということにまず感心した。
テーマを掘り下げたとは言いがたいが、何よりゴジラが原水爆と自然災害という人間の力を超えたものの象徴になっている点、怪獣映画として正しい。
出だしの、ゴジラの化石とそこに寄生するムートーのイメージも素晴らしい。
ゴジラの内部からゴジラを見るというありそうでなかった映像。

ゴジラの出現はかなりもったいぶっていて、なかなか全体像が現れない。
これも怪獣映画としては正しいと思う。
そしてようやく姿を現すゴジラは荒ぶる神としての威厳がある。
かっこいい。
それだけにビルの下敷きになるというまぬけなシーンはいらなかったと思う。
ないでしょ、ゴジラがビルの下敷きになるって。
背びれが少しずつ光って放射能熱戦を出すお約束のシーンはたっぷり間をとって見事に決めている。

ラストはフォードの決死の活躍で核弾頭を止める、というのではなぜいけなかったのかよく分からない。
あんな近くで核爆弾が爆発したらサンフランシスコは死の街になってしまうではないか。
やはり核兵器に対する危機感が足らないんだろうな。

今回はムートーがかなりメインで出てくるので、デザインがイマイチなのが惜しい。
「クローバーフィールド」の怪獣もあんなんだったな。
あと、色については、ゴジラが黒に近い灰色なのは決まっているので、二体のムートーには色つければいいのに、と思った。
日本のデザイナーだったら多分色つけてる。
雄と雌で違う色で。
「パシフィック・リム」の怪獣もあんまり色ついてなかったな。
恐竜だって最近の復元図にはカラフルな色がついてるんだし、怪獣はカラフルでいいと思う。

いろいろ気になる点はあるものの、十分楽しめるレベルだった。
そもそも怪獣映画に100点を求めるのが間違いで、そんなこと言ってたら怪獣映画のほとんどは観れない。
54年ゴジラにさえ欠点はある。
ギャレス・エドワーズ監督は怪獣映画をかなり研究している。
続編が決定しているそうで楽しみだ。
2018年てだいぶ先だけど。

あと、確かにハリウッドの技術と資本はすごいのだが、やはり日本には日本の怪獣映画があっていいと感じた。
例えばビルが崩壊するシーンはCGよりミニチュアの方が迫力がある。
丹精込めて作った精巧なミニチュアを一瞬で叩き壊してしまう爽快感はCGでは再現できない。
あれもある種の様式美なので、日本は日本の怪獣映画をまた作って欲しい。
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