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いまを生きる

ロビン・ウィリアムズ追悼祭二本目は「いまを生きる」。
1989年のピーター・ウィアー監督作品。

邦題で観に行く気になれない映画というのがあるが、これも当時タイトルで観る気がしなかった映画。
原題は「DEAD POETS SOCIETY」。
「死せる詩人の会」。
こっちの方が断然いいと思うんだが。

伝統と規律を重んじる名門男子校ウェルトン・アカデミーに新任の英語教師キーティングがやってくる。
この新任教師がロビン・ウィリアムズ。
この学校の卒業生だが、学校の伝統に従わず、型破りな授業で自由な発想を生徒に教えようとする。
邦題の「いまを生きる」はそのキーティングが生徒たちに言う「Carpe diem」というラテン語から来ている。
英訳は「Seize the day.」。
重訳すると「その日をつかめ」だが、字幕では「いまを生きろ」となっている。
確かに端的に映画のテーマを言い表しているが、端的すぎてタイトルとしてはどうかと思う。
「死せる詩人の会」というのはキーティングが在校時に作った会の名前で、洞窟に集まって詩を朗読する会。
それをキーティングの生徒たちが復活させるのである。

ウェルトン・アカデミーの校風は、アメリカにもこんな学校があるのか、と思うほど保守的。
アメリカのエリートってこんな学校で養成されるのか。
うんざりするな。
それとも誇張が入っているのだろうか。

脚本はその年のアカデミー賞最優秀オリジナル脚本賞を受賞しているが、いい奴と嫌な奴がきっぱり分かれた脚本は単純すぎて僕にはあまりいいようには思えなかった。
それでもロビン・ウィリアムズと生徒たちは生き生きと描かれていて、魅力的。
校長とか親とか嫌な奴はほんとに嫌な奴なので、感情移入しやすいのは確か。
ピーター・ウィアーの繊細な映像と演出も好感が持てる。

超保守的な学校に型破りな新任教員がやってくる、と言うとだいたい物語はある程度予想できるし、物語はある程度予想の範囲で進んでいく。
クライマックスにある悲劇が待っていて、それをきっかけに芽生えかけた自由が圧殺されようとする。
キーティングは学校を去ることになるのだが、そこで生徒たちが取る態度が、ベタながら感動的だ・

映画としての評価は別として、同じ教職にある者として反省させられた。
一日一日の大切さを忘れてはいなかったか。
「Carpe diem」
ホラティウスの言葉らしいが、ロビンからの言葉として受け取りたい。
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