ホビット/決戦のゆくえ

「ホビット/決戦のゆくえ」を観た。
二作目に今ひとつ乗れなかった僕だが、今回は十分楽しめた。

原題は「THE HOBBIT/THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES」で、三つ巴ならぬ五つ巴の戦いを描く本作。
当然戦いのシーンが多いのだが、ファンタジーとはいえ今の時代に戦争を描くということの難しさにこの映画は真正面から向き合っている。
決して勇ましいだけの映画になっていない。

ライアン・ゲイジ演じるアルフリドという登場人物がいる。
戦争下でも自分が生き延びることと財宝をせしめることだけを考えている卑怯者である。
当然卑怯な振る舞いの報いに悲惨な最後を遂げてもおかしくないところだが、この映画ではアルフリドは生き残る。
そこに作り手のメッセージを感じる。
実際の戦争になったら僕もこんなものかもしれない。
そして勇ましい登場人物たちの中で、主人公は基本的に戦わないビルボ・バギンズなのだ。

もちろんエンターテイメントとしての見せ場は至る所に用意されている、というより全編が見せ場である。
個人的にはクリストファー・リー演じるサルマン(確か原作には登場しないはず)の雄姿にしびれた。
御年92歳とは思えないかっこよさである。
ところでこの映画には「ドラキュラZERO」でブラドを演じたルーク・エバンスがバルドというかっこいい役で登場している。
ということはドラキュラ役者が二人この映画に出ているということだ。
そういえばアゾグが氷の下に落ちるところは「凶人ドラキュラ」に似ているなあ。
いや、まあそれだけですけどね。

指輪物語三部作への接続も十分考えられていて、長いサーガを観終わった充実感があった。
近いうちに指輪物語、ホビット各3部作を通て観たい。
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