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コードネームU.N.C.L.E.

今年のスパイ映画の氾濫ぶりはちょっと異常なくらいだけど、本命の「スペクター」の前に「コードネームU.N.C.L.E.」を観た。
往年の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」の映画化作品だが、元のテレビシリーズは観ていない。
監督は「シャーロック・ホームズ」シリーズで有名なガイ・リッチーだが、ガイ・リッチー監督作品も実は初めて。

「ミッション・インポッシブル(スパイ大作戦)」も「007」も現代にアップデートしているのに対して、この映画は元のテレビシリーズを踏襲して時代を1960年代に設定しているのがミソ。
1960年代というとまだ冷戦期である。
その時代にアメリカのエージェント、ナポレオン・ソロとソ連のエージェント、イリヤ・クリヤキンがコンビを組む、という設定は当時としては新鮮だったろうし、それが2015年の現代にも通用する要因にもなっている。
今のスパイ映画ブームの一つの特徴は、国家を信じられない時代のスパイ映画だということだ。

しかし映画はそういう固い話はとりあえず抜きに、ひたすらオシャレに軽やかに展開する。
まず、ファッションセンスのまるでない僕が観てもこの映画の60年代ファッションは見もの。
次に音楽だ。
シーン毎に見事にマッチした(あるいは意図的にミスマッチな)音楽がつけられ、音楽映画としても見事。
英語以外の言語がかなり出てくるのだが、その時の英語字幕のデザインまで60年代風でオシャレなのだ。
まるで本当にその時代に作られた映画であるかのようなこだわりよう。

アクションは軽めで、今の時代の映画として観ると物足りなくもある。
むしろ暑苦しいアクションを避けて、軽いジョークを優先させている感じを受ける。
ナポレオン・ソロがトラックの中で優雅にワインとサンドイッチの食事をしている後ろでイリヤ・クリヤキンが水上の死闘を繰り広げているのが遠くに見えている、なんてシーンがいかにもこの映画らしい。
この、平然としている主人公の後ろで大変なことが起こっている、というパターンは他にも出てくる。
クライマックスもちょっとあっけない感じはあって、全体に薄味な感は否めない。
全編コテコテの「キングスマン」と比べると特にその感が増す。

この映画はシリーズものの第一作、という作りになっていて、米ソの主人公二人とドイツ人ヒロイン、それにイギリス人上司という国際色豊かなキャラクター構成はなかなか楽しいし、60年代テイストで続編が作られるのなら観たい気にさせられる。

ところで、僕が行った時にはパンフレットが品切れになっていた。
毎回映画に行くたびにパンフレットを買うのは止めようと思わなくもないのだが、なければないで不便である。
ナポレオン・ソロを演じていたのが「マン・オブ・スティール」のスーパーマン、ヘンリー・カヴィルだというのも帰ってネットで検索して分かった始末。
やっぱり映画を観たあとにパンフレット読むのは映画を観る楽しみの一部であることだよなあ。
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