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みなみ会館三本立て

京都みなみ会館でまったく毛色の違う三本の映画を立て続けに観た。
「夢二〜愛のとばしり」、「ハイ・ライズ」、「グッバイ、サマー」の三本。

「夢二〜愛のとばしり」は美術や衣装が大変良く、何度も挿入される夢二の詩と相まって、時代の雰囲気がよく出ていた。音楽もいい。たまきを演じた黒谷友香さんがすごい迫力。かたや彦乃を演じた小宮有紗さんは可憐で儚げ。おようは最後にちらっと出てくるだけなので、このあと関本郁夫監督の「およう」を観ると内容的につながっている感じになるのではないか。駿河太郎さんの夢二はけっこう駄目な人なのだけど、「およう」の夢二のあとだとそんなに嫌なやつな感じはしない。これ観て大正時代と70年代四畳半フォークの世界ってちょっと似てるなあと思った。女々しい男と健気な女のウェットな抒情の世界。嫌いじゃないです。あと恩地孝四郎が出てきたのが個人的にちょっとお得感。

「ハイ・ライズ」はJ.G.バラードの異色近未来SFの映画化。テクノロジーの発達した高層マンションの内部で原始的で本能的な闘争の世界が繰り広げられる。ちょっとした異変からどんどんエスカレートしていく退廃と暴力。そこに寓意を見ることも出来るのだろうけど、その退廃と暴力に何か中毒性のある魅力がある。トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンスという豪華なキャスティングも魅力。

「グッバイ、サマー」はフランス映画。中学生男子二人の青春ロード・ムーヴィ―。原題は「ミクロとガソリン」で、このミクロとガソリンというのがその二人のあだ名なのだ。思っていた以上に笑える映画で、ちょっとやり過ぎ感のあるくらいのサーヴィス精神溢れる作品になっている。主役二人が魅力的で二人とも新人らしいけど人気出るんじゃないかな。特にしょっちゅう女の子に間違えられるダニエル(ミクロ)を演じたアンジュ・ダルジャンが可愛い。あと二人が移動する車(?)が何と言ってもよい。こういうの大好き。大傑作というわけではないが愛すべき映画。

三本続けて観るのはきついかなと思ったけど、それぞれカラーの違う映画で楽しめた。最後爽やかに締めくくれたのもよかった。みなみ会館、あいかわらずいい映画をかけてるな。また来ます。
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