東京展覧会巡り(その1)

ゴールデンウィークは東京に来ているのである。
5月6日のコミティアと5月7日の文学フリマに参加することが主目的なのだが、せっかく東京まで来たのだから展覧会巡りをした。

5月3日は早朝に京都を出て朝のうちに東京に着いた。ホテルに荷物を預けてすぐ上野に行く。

まずは国立科学博物館の「大英自然史博物館展」へ。ロンドンには以前行ったのだが自然史博物館には確か行きそびれている。貴重な所蔵品の優品を展示しつつ、自然史博物館と博物学の歴史を概観できる展示になっている。関わった人物の紹介にけっこうスペースを割いているのも特徴。女性の博物学者を多く紹介していて興味深かった。展示品中一番感銘をうけたのはオオナマケモノの骨格標本。ナマケモノを自称しているので。オオナマケモノには指が5本あるんだな。

さてその次はお隣の国立西洋美術館の「シャセリオー展」。19世紀ロマン派のこの画家の名前を知ったのは子供のころ。うちにあった百科事典に「エステルの化粧」という絵が載っていて、その官能的な女性像にどきどきしたのを覚えている。二の腕の太さに感動した。残念ながら「エステルの化粧」はなかったけど、いくつかある官能的な女性の絵には確かに面影がある。しかし「エステルの化粧」にしても、展示してあった「アポロンとダフネ」「泉のほとりで眠るニンフ」「海から上がるウェヌス」にしても,シャセリオーの裸婦は両腕を高く上げているのが多いんだけど、ちょっと腋フェチのケがあったのではないか。高く上げた両腕の肩から腋、二の腕辺りがツボだったのは間違いないと思うんだけど。

もうだいぶ時間も押していたのだが急いで次の会場へ。東京藝術大学大学美術館の「雪村展」。実はノーマークだったのだけど、上野に来て看板見て興味を持った。「奇想の誕生」と副題が付いていては看過できないではないか。雪村は「ゆきむら」ではなく「せっそん」と読む。そう看板に書いてある。16世紀の画僧。水墨画で描かれた奇抜な人物、動物、景色。強い風が吹き木々が折れ曲がり波はまるで人の手のように招く。人物のポージングも癖があるし、龍や虎も個性的だ。猿の絵がかわいい。ずいぶん長生きをした人で晩年まで精力的に描き続けた。
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