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火は火星の火 第3回 「惑星アドベンチャー/スペース・モンスター襲来!」

久しぶりに火曜日に火星SFを観る「火は火星の火」の第3回である。今日はたまたま同じ名前のミサイルの話題が列島を席巻したがそれとは何の関係もない。念のため。

どちらかというと26日に亡くなったトビー・フーパー監督に関係がある。トビー・フーパー監督に「スペースインベーダー」という適当な邦題をつけられた映画(未見)があって、それが今日観た「惑星アドベンチャー/スペース・モンスター襲来!」というやはり適当な邦題をつけられた映画のリメイクなのである。原題はどちらも「INVADERS FROM MARS」。

1953年のアメリカ映画。侵略ものとしては初のカラー映画なのだそうだ。
技術者を父に持つデヴィッドは天体好きの少年。ある明け方、望遠鏡で空飛ぶ円盤が丘の向こうに着陸するのを目撃する。様子を見に行った父親は父親は地中に飲まれ、全く別人のようになって帰ってくる。首の後には何か手術の痕が。

周りの人間がどんどん宇宙人に捕まって手先にされてしまう、という趣向の、作りようによってはホラーSFになりそうな題材。アブダクションものと言っていいのか。実際序盤はそうなのだが、女性医師ブレイク博士や天文学者ケルストン博士という理解者が現れて、わりと早い段階で宇宙人の侵略であることが軍部まで伝わってしまう。そんなに簡単に信じていいのかとも思うが、そこはジュブナイルSF映画だし言うのも野暮か。宇宙人の目的は地球人が建造しているロケットを妨害することにあるらしい。なにぶん50年代映画なので冷戦の反映は当然のようにある。

宇宙人に操られている人間と地球人との攻防なので、途中まではSFらしい絵はあまり出てこない。誰が宇宙人の手先なのかは分かっているのでその辺のサスペンスに欠けるのは残念。後半は地下の宇宙人の本拠地に潜入しての攻防。ここでやっと宇宙人が出てくる。まず出てくるのが操られているミュータント。図体がでかいが頭はよくなさそうだ。親玉は胸像みたいな手足のない(触手みたいなのは生えている)頭でっかちの宇宙人。頭はいいらしいが台詞がないので今ひとつ伝わらない。しかもどうも一人で来ているらしい。地下のセットはそれなりに趣があるがやはり特撮らしい特撮はあまり出てこない。ところでこの宇宙人、天文学者のケルストンは火星から来たのだろうと推測しているが、映画の中では今ひとつはっきりしない。タイトルが「火星からの侵略者」でなければ火星SFと言っていいのか迷うところだ。

ラストは夢オチのようなそうではないような微妙な終わり方。それなりに楽しく観たが特別出来のいい映画でもない。1979年になって日本で初公開されたそうだが記憶にないな。これをトビー・フーパー監督は1986年にリメイクしているのだ。どんな味付けをしているのか楽しみだ。近い火曜日に観ます。

ところでトビー・フーパー監督追悼で昨日何回か観ている「スペース・バンパイア」をまた観たのだけど、記憶よりずっと面白かった。「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」とちょっと似ているがクライマックスの面白さはこっちの方が断然上。ラストいいよなあ。
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