いま、吉田カツ展

何必館今日と現代美術館でやっている「いま、吉田カツ展」を見にいく。
会期は明日までなのでぎりぎりだったのだ。
イラストレーションに一番関心を持っていた高校時代、吉田カツの名前はビッグネームだった。
暴力的でエロティックな吉田カツさんの絵はオタクの優等生だった僕にとっては別世界のかっこよさだった。
「ワル」の匂いがした。
手が届かないと分かっていて憧れた。
その後の活躍についてはあまり知らなかったので、今回の展覧会で久しぶりに吉田カツという名前に再会した。
長い東京暮らしを離れ、丹波篠山に居を移されたとのこと。
都会的でとんがった印象とは違って、野菜とか田舎の風景とか牧歌的な画題の絵が多い。
でも行儀のいい絵ではない。
あいかわらずワルのじいさんだ。
経歴見てびっくりした。
戦前生まれだなんて思ってもいなかった。
図録に「どう考えたって、わたしには表現の頭脳と精神というものが、根本的に欠けている。残るものはただ一つ、生理のみということになる」とあるが、なるほどなあ。
吉田カツさんの絵は気持ちいいのだ。
こんな風に気持ちよく絵が描きたいなあ。
実は最近絵が描けない。
スランプってほど高級なものでなく、単に怠けてるのだとも言えるけど、絵を描く気持ちよさというものを忘れているような気がする。
メビウスさんも気持ちよく絵を描く人だった。
上手い絵より気持ちいい絵のほうがいいよなあ。
上手く描けないことになんだか気を取られていたけど、気持ちよく絵が描きたいなあ。
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