呼吸機械

維新派の新作公演「呼吸機械」を観にいく。
舞台は琵琶湖に組み立てられた水上舞台。
客席から見ると舞台の奥の方が水に浸っている。
その奥に琵琶湖の湖水が照明に照らされてぼんやり見えている。
照明に虫が集まり、その虫にひかれて蝙蝠が舞っている。
それだけでとても幻想的な舞台になっている。
その舞台で維新派独特のダンスとも演劇ともつかないパフォーマンスが繰り広げられる。
今回の公演は「<彼>と旅をする20世紀3部作」の2作目で、前回が南米を舞台にした物語だったのに対し、今回は東欧が舞台になっている。
セリフや登場人物の名前にユダヤ的なものがちりばめられ、20世紀東欧の暗い歴史が暗示される。
終盤舞台全体が水浸しになるのだが、そこからのパフォーマンスがまた美しい。
水を蹴散らしながら踊る維新派のメンバーたち。
水を使った舞台というと今年3月に観たピナ・バウシュの公演もそうだったけど、水には生命の原初的なイメージがある、とあらためて思う。
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