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バルバラ異界

本棚の肥やしになりつつあった萩尾望都先生の「バルバラ異界」を今頃読む。
万華鏡のように見方によって様々に姿を変える作品だと思った。
夢についてのマンガであり、老いについてのマンガであり、親子についてのマンガであり、カニバリズムもあり、遺伝子もあり、火星もあり、ポルターガイストもあり、それらが複雑に有機的にからみあい物語が進んでいく。
そしてこのマンガは未来についての物語でもある。
未来を舞台にしたマンガ、ではなく未来とは何かについてのマンガ。
21世紀に入って僕らは未来について考えることを止めてしまったような気がする。
未来と言えばせいぜい温暖化と言ったことをネガティブに考えるだけで、これから自分たちはどこに向かうのかをポジティブに思考することは少なくなったのではないか。
バラ色の21世紀は来なかったけど、未来は現在の結果として必ずやってくる。
未来についての想像力をもう一度取り返すことが必要なんじゃなかろうか、というようなことをこの魅力的なSF作品を読んで考えた。
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