名前のない女たち

この前観た佐藤寿保監督の「名前のない女たち」の感想も書いておこう。

原作にはあまりいいイメージがない。
僕の大好きな(元)AV女優、月丘うさぎさんのインタビューが載っているというので、「名前のない女たち2」を買って、月丘うさぎさんのとこだけ読んだ。
インタビュアーが最初から最後まで上から目線で、相手を見下してる感じがして不愉快になった。
で、残りは読んでいない。
ちなみに最近出た森下くるみさんの対談集「らふ」で、晶エリーさん(元・大沢佑香さん)が「むちゃくちゃに書かれた」と怒っているのが(書名は挙げていないけど)「名前のない女たち 最終章」である。
同書を読まれた方は「らふ」の方も読まれることをお勧めする。

で、にもかかわらず、この映画を観る気になった理由はわりと単純で、僕は佐藤寿保監督と最近お会いしているのだ。
9月に月蝕歌劇団の「家畜人ヤプー」を観にいった後、高取英先生に打ち上げに誘われて、そこでお会いした。
気さくなおじさんだった。
「ピンク四天王」の一人としてお名前は聞いたことがあったが、実は映画を観たことがなかった。
それで、この映画が近く公開されるというので、観にいこうと思った次第。

正直、最初の方は今ひとつ入れなかった。
AVの描き方もオタクの描き方も古いように感じた。
いや、今でも企画物AVにはこういう世界が残っているんだろうし、こういう絵に描いたようなオタクもいるだろうけど、それを今さら見せられてもなあ、というのが正直な感想だった。
でも、後半、というかだいぶ終りの方で、主役の女性二人が裸でビール掛け合うとてもいいシーンがあって、そこから俄然面白くなった。
考えたらこの映画、企画物AVの世界が舞台なのに、ここまで全裸シーンが出てこないのだ。
ここからは吹っ切れたように速度を上げてラストまで突っ走る感じになる。
ポジティブな終り方をしているのもよかった。

思うに、佐藤監督、AV好きじゃないな。
AVの世界離れてからの方が明らかに生き生きしてるもの。
僕も特に好きというわけではないが、現役AV女優で好きな女優を10人上げろと言われたら上げられる。
え?それはかなり好き?
そう?
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