若冲展

相国寺は近所にある臨済宗のお寺である。
そこに承天閣美術館という美術館があり、「若冲展」をやっていたので見にいく。
近所なのだからいつでも見にいけたのに、最終日二日前というところで見にいったら大変な行列が出来ていた。
だいぶ待たされて中にはいるとまず第一展示室があり、主に若冲の水墨画が展示されていた。
水墨画もよいが、伊藤若冲といえば極彩色の絵のイメージがあってちょっと物足りなく思った。
それもあって第二展示室に入ったとたん極彩色の絵がずらりと並んだその壮観に圧倒された。
実は今日会場に来るまでこの展覧会のコンセプトが分かっていなかった。
若冲は相国寺に釈迦三尊像と動植綵絵三十幅を寄進しており、そのうち動植綵絵は明治時代に皇室に献納されている。
その動物綵絵が宮内庁の協力で言わば里帰りして、120年ぶりに相国寺に釈迦三尊像と動物綵絵、計三十三幅が揃った、というのが今回の展覧会なのである。
後で図録を見て知ったのだが、そもそも承天閣美術館がその三十三幅を展示することを想定して作られているのだそうだ。
なるほど正面に釈迦三尊像、左右に各十五幅の動植綵絵がきっちり並んでいる。
動植綵絵は鳥や動物、植物、虫、魚、貝などを大胆な構図と絢爛たる色彩で描いたもの。
ディテールの描き込みもすごいが、なんと言っても色彩の自由奔放さが素晴らしい。
入った時間も遅かったので、閉館時刻が少し延長されても十分に浸る時間がなかったのが悔やまれる。
朝一で来るべきだった。
反省。
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