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最近観た映画(2)

翌3月13日のみなみ会館のオールナイト上映。
次の日東京に行くというのに、プログラムの内容に惹かれて実駒と観にいった。
上映されたのは「ふたつの時、ふたりの時間」、「コントラクト・キラー」、「ウィークエンド」、「はなればなれに」の4本。

「ふたつの時、ふたりの時間」に関しては予備知識が全くなかった。
台湾のツァイ・ミンリャン監督の作品。
この監督の作品を観るのも初めて。
タイトルからなんか甘ったるい恋愛ものを想像したが、だいぶ違った。
かなり変わった映画である。
ほぼ全編ワンシーン、ワンカット、固定カメラ、BGMなし、セリフも最小限。
すごくミニマムな映画なのだけど、面白い。
主人公二人のものすごく迂遠な恋愛物語とも取れるけど、タイトルどおり、二人のからみというのはほとんどないのだ。
男の方は台北で時計売りをしていて、女はパリに行くが、そこになじめない。
それに夫を失ったばかりの主人公のお母さんも含め三人が主人公なのだけど、みんな孤独を抱えていて、それが基調トーンになっている。
ただそこに乾いたユーモアが入っていて、案外暗くない。
主人公の男の愛の表現(?)がすごくユニークでおかしい。
途中に出てくる太ったオタク風の男が強烈な印象を残す。
なんなんだ、あの男は。
劇中劇で「大人は判ってくれない」が挿入されるけど、その主演のジャン=ピエール・レオーがワンシーン出演している。
この監督の他のも観たくなった。
癖になる感じの映画である。

残り三本は以前に観ていて傑作であることが分かっていた映画。
アキ・カウリスマキ監督の「コントラクト・キラー」はしみじみシチュエーション・コメディ。
ジャン=ピエール・レオー主演。
設定が秀逸で、カウリスマキの中ではかなりエンターテイメント性の強い映画。
「ウィークエンド」は僕の観た中ではゴダールの一番アナーキーでパンクな映画。
「はなればなれに」はゴダールの一番初々しい犯罪映画。
もっとかわいい映画のイメージがあったけど、話は案外ひどい。
でもすごくキュートなシーンがたくさんある映画で、とってつけたようなハッピーエンドも他の監督だったら許されないだろうけど、ゴダールだしな。
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